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コレサワシゲユキがアップルストア銀座で講演

Mac OS X Server Night!第37回
場所:Apple Store銀座
日時:4月7日 日曜日 19:00〜20:00
内容:「漫画の仕事場でのエンタープライズなApple製品運用」

http://www.apple.com/jp/retail/ginza/
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弊社のコレサワシゲユキが、アップルストア銀座の「Mac OS X Server Night!第37回」にて登壇させて頂きます。
「Mac OS X Server Night!」とはなんぞやと言いますと、Mac OS X Server勉強会のメンバーにより、定期的に開催されている一般向けイベントです。
http://www.moxssg.com/server_night.html
さらに、Mac OS X Server勉強会とはなんぞと言いますと、日本有数のOS Xサーバー管理者が集う、言わば日本におけるOS Xサーバー管理のスペシャリスト集団が運営する勉強会です。
要するに、OS Xでサーバー管理をお仕事としている方の中でも、最先端で活躍されている方々が集まる勉強会です。
小高なぞは、とても「意味が分かりません」の世界です。
コレサワは、Mac OS X Server勉強会に参加させて頂き、常に最先端の情報を入手しています。
そして、ますます「宇宙語」(弊社会員さま命名)を身につけています。
http://www.moxssg.com/index.html
申し遅れました。
コレサワは、クリエーターとして活動する一方、「Apple Certified Technical Coordinator 10.5やApple Certified Support Professional 10.5」の資格(なにやらとても難しそげな、そして本当に難しい資格)を有しています。
弊社は、その知識と技術を用いて、アニメ制作会社やマンガ家スタジオのネットワーク構築のサービスを展開しています。
今回、Mac OS X Server勉強会より、光栄にも、一般向けイベント「Mac OS X Server Night!」においての講演を仰せつかりました。
講演のテーマは、「漫画の仕事場でのエンタープライズなApple製品運用」です。
・・・・・・いえ、スポックは出てきません。
具体的には、「弊社がマンガ家のスタジオに向けて提案している、マンガ作品制作のデジタル化とサーバー導入」をなんとマンガ家、太田垣康男先生の事例を上げて紹介します。
太田垣康男先生
ビックコミックスペリオール(小学館)にて『機動戦士ガンダム サンダーボルト』を連載中!
http://big-3.jp/bigsuperior/
太田垣先生、ご協力ありがとうございます^^!
もっと具体的に言えば、
・マンガ作品の制作を、手描きからデジタルに移行するさいのご提案とサポート
・マンガ家にサーバーはいるのか?入らないのか?なぜいるのか?(何のことはない、いること前提のお話)
・弊社は、どんなサーバーをご提案しているか
な感じです。
デジタルが不得意な方には、難しい単語が多く「????」になるかもしれません。
ご安心ください。
小高も「??????」がいっぱいです。
いえ、何がどうできるか、どうして必要かは分かりますが、どうやってそのシステムが組まれているかとか言われたら、ニコニコと笑ってごまかします。
30分程の講演ですので、それで「なるほど!」と理解できるほど、簡単なことではないことも事実です。
けれど、講演をお聞きいただければ「最先端のマンガ家スタジオの実態」と「自分はサーバーを導入する必要があるかどうか」について、ぼんにゃりと、そう、ぼんにゃりとイメージがつかめるかもしれません。
マンガ作品制作のデジタル化を進めていらっしゃるみなさま、これからデジタル化を図ろうと考えていらっしゃるみなさま、サーバー導入をお考えのみなさま、そもそもサーバーって?というみなさま
ものは試しに、デジタルノイズ代表コレサワシゲユキの講演にお立ち寄りください^^
受講は無料です。

弥生株式会社様「やよいの青色申告」を応援しています!

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「弥生会計」「やよいの青色申告」弥生株式会社様のサイトにて
ちびこが青色申告の勉強をしました。
クリエイターで、確定申告をこれからされるユーザ様向けに
かんたんでわかりやすいコンテンツとなっております。
・事例毎にページが分かれているので、わかりやすい!
・税理士さんのコメントでしっかり理解!
・実際にソフトウエアでどう入力するかまでサポート!

税理士さんに全てをお願いしているユーザ様にも勉強になるコンテンツです。
→弥生株式会社様のサイトはこちらから!
弊社でもお取り扱いございます
やよいの青色申告12
やよいの青色申告 12 バリューパック(+見積・納品・請求書)

【サーバー管理者の方へ】UPS(無停電装置)で携帯電話を充電する方法

サーバー管理者です。
小さなことですが、もしかしたらお役に立てるかもしれないと思って書きます。
停電時に備えて、サーバーやパソコンが安全に停止するための
UPS(無停電装置)が、いざと言う時に
携帯電話の充電に役立ちます

サーバーを設置している会社、事務所であれば、UPSも設置している可能性が高いです。
UPSを扱える方、現状停電中であれば通電しない限りサーバーも稼働できないですし、もしUPSを取り外ずせるなら取り外して一般の方に役立てていただけないでしょうか。
1000WのUPSは、デスクトップPCで使用した場合20分程度しか持ちません。
でも、携帯電話なら1台あたり10W前後の充電ですから単純計算で2000分間充電ができます。
1時間でフル充電できると仮定するなら33の携帯を充電できます。(計算合ってればいいけど)
UPSには、コンセントが何個かついているので、一度に複数の携帯電話を充電できます。
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なお、UPSはかなりの重量があるので、揺れがひどい時には、ラックからの取り外したり移動したりは危険ですのでご注意下さい。
この情報が、被災地のサーバー管理者の目に入ることを祈ります。
コレサワシゲユキ

デジタルノイズにNewTeck社LightWave 3D開発チーム最高責任者ロブ・パワーズ氏がご来訪しました!

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去る10月19日、弊社にLightWave3D開発チーム責任者であるロブ・パワーズ氏と、日本でのLightWave3D販売元である株式会社ディストーム社長の阿部氏がご来訪しました。
ロブ・パワーズ氏は、LightWave3D開発チーム責任者でありながらご自身も超一流のクリエイターであり、ジェームズ・キャメロン監督映画『AVATAR』ではアニメーション・テクニカル・ディレクター、仮想環境スーパーバイザーを務めた監督の右腕的人物です。
パワーズ氏は、マンガ製作現場におけるセットデザインや背景用3Dモデルの製作方法やComicStudioの3DLT機能を駆使した手描きのキャラや他のアイテムと3Dモデルをなじませるテクニックにとても興味を持ち、弊社代表コレサワシゲユキの解説に熱心に耳を傾けたり、積極的に質問をしたりしていました。
特にLightWave3Dの機能の代表的な機能であるセルエッジ(輪郭線)に関しては、コレサワが3Dを2Dに活用する際最も重要視するポイントというのもあって、仕様提案の解説と、LightWave3D・ComicStudioでのレタッチ工数を実演を交えてデモンストレーションし、パワーズ氏には大変喜んでいただきました。
数時間にわたりデジタルノイズの活動とLightWave3Dの展望について大変盛り上がった話が続き、最後にはパワーズ氏と阿部社長とデジタルノイズスタッフで記念写真を撮り、満足していただきながらの終了となりました。
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3DCGCAMPでのコレサワシゲユキ講演内容(3)

■マンガ制作を飛躍的に効率的にする3D技術・写真技術■
「オリジナルの3Dモデルを作る為には3Dモデリングができるソフトが必要になる訳ですが、2D絵しか描いていない漫画家が3Dモデリングを覚えるのはとてもハードルが高いと思われています。
自分は今まで10数年間アニメのセットデザインをLightWaveで作成しており、その際LightWaveを漫画の背景用モデル制作専用にカスタマイズしたものを活用しています。
こちらのカスタムツールは、弊社でLightWave3Dを購入された方に無償でお配りしています。
それを使えば、携帯電話やPC、部屋などの複雑な曲面の少ない工業デザインであれば、2Dの絵が描ける方であれば8時間程度の講座で身につけることができます。
3Dモデリングも、僕がTVや劇場アニメーションで使用しているセットデザイン用にカスタマイズしたLightWaveと専用カリキュラムを使った場合、弊社の講座を受けた漫画家さんは1日〜2日程度の学習時間で使えるようになっています。
早い方だと、勉強してから1ヶ月もしないうちにパチンコのホールを全部モデリングされた方がいらっしゃいます。新台入れ替えが一瞬でできるからいいと言ってましたが。
また面白い事に、弊社でLightWaveを覚えて3Dモデルを作成する方の多くは30代〜50代の女性の漫画家さんです。一般には女性で高齢の方は3Dを覚えるのは難しいと思われがちですが、実は苦手意識をもってがっちりやり込む方の方がきちんと使えるようになっています。
もっとも、3Dモデルを作品中で使ってる場合でも、自分でモデルを作成せずに3Dアーティストに依頼するケースも増えています。デザインごと発注するケースもありますし写真参考などを用意してモデリングのみを依頼するケース、原稿に3Dモデルを配置するケースと様々です。
アニメのセットデザインとデジコミにおける3Dモデルや写真トレスは、実はかなり共通部分があります。ここからは実際の作業の話になります。アニメの場合は設定制作からの仕事依頼、デジコミのほうはアシスタント…ここではデジコミエフェクターと言いますがデジコミエフェクターとしての作業フローとして紹介します。
【デザイン作業】
コンセプトデザインを打ち合わせ
モデルの使用頻度から作業を3種類に別けます。
アニメで言えば文芸なり準備期間に、デジコミであればネームを作家が切ってる間にモデリングを行います。
○ハイポリゴンの3Dモデル=何度も作品に登場するキーアイテム。
数話にまたがって登場するもの。
○ローポリゴンの3Dモデルにレタッチ=ゲストアイテム。
1話だけにしか登場しないようなものやカットごとのカスタマイズが必要なもの。
たとえばスクーターなんかは基本の形のモデルを作ったら配置したあとノリでペン入れしていくほうが良い場合もあるわけです。
○パース定規などで手描き
1コマだけしか使わないものは、3Dモデルをつくる事自体が無駄だったりします。
ただしこの種のものはコンテがあがってない段階で先行作業はできません。
【レンダリング作業】
CG系の映像作品と一番違うのが、3Dのモデルの線をそのままはつかわないことです。
アニメのセットデザインもアニメーターが作画する為の設定画ですから、3Dレンダリングそのままでは納品できません。
LightWave3Dは標準の機能で輪郭太く、中細く、手前太く、奥細くといった線画をレンダリングできますのでそれほどレタッチをやりこむことはありませんが影の部分を太く、光の当たってるところを細い線にレタッチします。
【3Dモデル制作と写真トレス作業の目安について】
○2D描きのほうが向いているもの
写真トレス 町並みなど
町並みは3Dで作ると、時間がかかるだけでなく生活臭などを加味させるのにも膨大な時間がかかります。ロケハンにいけるなら写真トレスが向いています。
写真トレスはバストショットやアップにおいては150cm〜160cm、ロング〜ウェストショットでは110cm前後の高さで水平撮りが基本になります。
モデルを中心に撮影したものとモデルの位置を軸に回転させて撮影したもの。可能であれば俯瞰も撮れるといいでしょう。
○3Dモデル作成のほうが向いてるもの
キャラが持つアイテムや室内背景キャラが持つアイテムはともかくとして、室内背景が向いてるのは重大な理由があります。
被写体までの距離が短いと、画角が強くなりすぎて演出意図とちがった画面になりやすいからです。
実際のTVドラマや映画では、居間などのシーンは実はセットを作り手前の壁を外して撮影しています。
取材ベースで撮影する場合、モデル製作の為の資料写真としては使えますがそのままの素材として使用できません。
被写体とカメラの距離が近くなりすぎて画角が強くキャラが負けてしまう→演出意図と違うレイアウトになってしまうためです。そういう理由から室内は3Dでモデルを作る方が良い訳です。
僕の場合、床の間つき4畳半の部屋のローポリゴンモデルの作成時間はおよそ50分です。
LightWaveで作っておけばComicStudio上で3D空間でぐりぐりと配置できます。」

3DCGCAMPでのコレサワシゲユキ講演内容(2)

■デジタル化によるマンガ制作スタイルの進化■
「PCの高性能化とブロードバンドの普及によって、漫画制作はより分業化が加速しました。
デジタル化の長所ばかりを述べてきましたが、デジタル化によるデメリットもあるからです。
作家性や修練ではない技術部分…アプリケーションの進化による効率化は、言い換えれば作家やアシスタントに絶えず勉強を強要するものです。
全部を独学で身に付けるなら漫画制作にかける時間は短くなりますし、新しい技術を覚えなければ効率はあがりません。
例えば劇画系の漫画家やアシスタントが必須だったパース…3点パースやライトボックスを使用した写真トレスは、デジタルにおいては最終的な画面さえイメージを持っていれば不要の技術になっています。
パースは3Dを使えば良いですし、写真はほとんど自動で写真トレスをする機能…2DLTがComicStudioに実装されています。正しい使い方で運用すれば手で描いていた時の何倍も効率的です。
(ただし写真トレスはデジカメの撮影さえできればComicStudio上で加工できますが、3Dの場合はComicStudio上ではモデルを作る事ができません。)
デジコミ制作における3Dや写真技術の運用については、■マンガ制作を飛躍的に効率的にする3D技術・写真技術■にて詳しく述べます。
また、今年発売されたiPadは、設定をきちんとすればiTunesを利用してアシスタントへの指示作業をするための強力なツールとなります。
iPadはiTunesの同期で現在作業中のコミスタの原稿のサモネールを自動的に取り込めます。iアプリの…ここでは僕が愛用しているAdobe Ideasでの実例ですが、作業中の原稿のサモネールを開き、アシスタント指示記号で指示を入れ左下のメールボタンをクリックしPDFでアシスタントに送信することができます。
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出先や外食をする時のちょっとした時間にもアシスタントに指示することが可能になります。
【デジタル化は制作スタイル自体も自由になる】という事です。
iPhoneやiPadを使うと、例えばスタジオ内に設置したPCやMacをリモートでコントロールできますから、LightWaveのレンダシーンを追加したり外からFAXのチェックをしたりすることができます。
Mac上でアップルリモートディスクトップを起動していれば、アシスタントのクライアントマシンすべてを同時にモニタリングしながら、原稿の進行状況をリアルタイムに把握し指示することもできます。
このように、デジコミは技術と作家性が分離することによってこれまでのような原作や漫画家、アシスタントという作業分担から原作、コンテマン、キャラクターやコスチュームデザイン、デザイン発注、3Dモデリング制作、写真撮影、在宅作業などと細分化しており、ある意味、漫画制作のアニメ現場化というようなものになっています。
つまりアシスタント=漫画家のみならい、もしくは修行中ではなく、アニメで言えば監督がゴールではなく各種の分担でのトップ…撮影監督や作画監督、美術監督、音響監督CGI監督、キャラクターデザイナーのように漫画家とは別の職種となってきています。
デジコミは手描きと違い、ハードやアプリケーションの登場で作業フローをがらりと変貌させます。

3DCGCAMPでのコレサワシゲユキ講演内容(1)

10月14日の3DCGCAMPでは、弊社代表取締役コレサワシゲユキがマンガ制作の現場における最先端デジタル技術の利用方法について、実演も交えて講演いたしました。
ここでは、3回に分けてコレサワ氏の講演内容をお届けします。
内容は、大きく分けて以下のようになります。
■マンガ制作の今と昔-マンガ制作作業がデジタル化した要因
■デジタル化によるマンガ制作スタイルの進化
■マンガ制作を飛躍的に効率的にする3D技術・写真技術

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■マンガ制作の今と昔-マンガ制作作業がデジタル化した要因■
「漫画製作工程の今と昔。
90年代後半から、漫画作画作業をデジタル化する流れが出てきました。
僕が、品質面において手描きの作品と見分けがつかないデジタルコミック作成を提唱し始めたのも、ちょうどそのころです。
最初はPhotoshopを使用し線画にトーンを貼るというデジコミから始まり、Photoshopの機能を漫画向けに拡張したプラグイン、PowerTone、DigicomiToolsが登場します。これらは自分が開発アドバイザーとして作ってきた物ですが…それらの技術がデジコミ専用のソフトの開発、ComicStudioへとつながっていったわけです。
また、ComicStudioの3DLT(漫画原稿に3Dモデルを配置する機能)ですが、LightWave3Dという3Dソフトの標準ファイルフォーマットであるLWOとLWSが、そのまま扱えます。
これは僕のデジコミスタイル…コレち式デジコミスタイルでLightWave3Dを漫画制作推奨のソフトとしていたからです。
LightWaveを漫画制作で使用することを推奨しているのは、コストと生産性のバランスとメーカーのサービスの厚さがあります。特に漫画やセットデザインにおける3Dは、一般の3Dソフトの機能の大部分が不要でありながら一部の機能は絶対必要という、かなり偏ったものだからです。
漫画のデジタル化(ここでは電子出版ではなく執筆工程のいずれかをPCを用いた漫画制作)についてお話していきたいと思います。
漫画のデジタル化が加速した理由は大きくわけて3つあります。
【1】コスト削減
出版不況によって単行本ベースのビジネスモデルが成立しにくくなってきたことから、アシスタント代や画材代などのコスト見直しをせざるを得なくなってきました。
たとえば手描きだとスタジオにアシスタント分の机を用意しなくてはならなかった訳ですが、デジコミだとアシスタントの為に机を用意しなくても在宅で仕事をしてもらうことが可能です。これは単純に机のスペースやアシスタント用の仮眠室が無くなるということだけでなく、漫画業界の場合、アシスタントの交通費や勤務中の食費は多くの現場では作家が払うのが慣例ですから、その分大幅なコストダウンになる訳です。
またアシスタント同士の相性などから同時に呼べないというようなケースでも、在宅であれば雇う事ができますので、そういう意味でもメリットが大きい訳です。
アシスタントが使うPCも在宅であれば作家が負担することはありません。
そういう点でも在宅アシスタントを使うというメリットは大きいわけです。
ただし在宅アシスタントに任せる際は、作家と意思疎通が十分に取れていない場合、正確かつ明確に指示をしていない限りリテイクばかりで生産効率が悪化してしまいます。
デジコミの場合は、アシスタントを使う場合にも作家性と技術を明確に別けることが必須です。
【2】アシスタントを育てる意味が薄れたこと。
自分が若手の時は、新人アシスタントはつけペンに慣れるために毎日訓練をし、思い通りの線を描く技術を習得させられてました。
デジコミではそのような訓練はすでに過去のものとなっています。ペン慣れの要素の大半は、アプリケーション側が補完するようになったためです。
90年代後半位から、作家が丁寧にアシスタントを育てても、アシスタントがすぐにデビューや同人誌活動が忙しくなってすぐにやめてしまうというような状態になってしまい、育てる側にメリットが無くなってきました。また作家も、徒弟制度の時のようにアシスタントの面倒を見るというよりはスポットでアシ料を払う付き合いで運用するようになってきました。
【3】加齢や環境による障害を克服するため
漫画家の代表的な病として思いつく物に緑内障、老眼、腰痛、腱鞘炎などがあります。
特に、机に向かって作業をするそのスタイルから、マンガ家という職業は緑内障になりやすい傾向にあります。
緑内障という視野欠損の病を持っている作家は、自分がアドバイスしている作家さんたちの中にも数人いらっしゃいます。
この病気は早い人で40代くらいから症状が出てきますが、デジコミであればうつむけになって作業をしない為、手描きにくらべて目の負担が少なくなるという理由から、デジコミを導入される方も大勢いらっしゃいます。
また漫画家にとっての大敵である老眼、これも手描きであれば作画品質に妥協をしなければなりません。しかしモニタ作業であるデジコミであれば原稿の一部を拡大できる為、作品のクオリティを落とさなくてすみます。
腱鞘炎などの場合も、ペンやカッターなどどれも鉛筆をにぎる形と変わらないスタイルである手書き原稿と違いマウスに持ち替えたり、さらには加齢によって勢いの無くなった線、ふらついた線であってもアプリケーション側で補正をすることで原稿の質を上げる事が可能です。これは従来の手描き時代であれば数年アシスタントをしないと描けないような枯れた線を初心者が訓練せずともアプリケーションの力で再現できる事と同じものです。
デジタル化によって、『作家性』と『技術』など、漫画作業工程で混同されていた部分が再構築されるようになりました。それにより、手描き時代では厳しかった高い生産性とコストの両立、そしてさらにデジタルならではの表現を求める事ができるようになりました。

3DCGCAMPでの講演

10月14日3DCG CAMPで弊社代表コレサワシゲユキが講演しました。
3DCG CAMPは3Dアーティストのための祭典です。
今年は未来科学館で3日間開催されました。
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今回の講演では3DCGとデジタルコミック、アニメの設定デザインへの活用について弊社デジコミ講座でご提供しているモデリング専用「デジタルノイズタブ」を使用しながら和室を1時間で創り上げた実例などLightwave3Dがモデリングに優れたソフトウエアであることを実演しながら解説しました。
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また、パソコンやインターネットの普及による構造的な変化について触れ、iPadやiPhoneなどから、スタジオのパソコンのデータを確認したり、アシスタントへの作業連絡が簡単に行える反面、情報漏洩などのセキュリティについてサーバ管理責任の観点から解説しました。
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ほかにも国内3DCGアーティストや「AVATAR」のCGスーパーバイザーなどを務めたRob Powers氏の講演などが行われました。
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講演ブース以外にも各メーカーの展示が行われており、立体視や3Dプロッター、3D作業に必要な機材など昨今の動向を知ることができるたいへん密度の高い3日間となりました。
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講演内容について詳しくは今後、このブログのなかで紹介していきます。

「3DCGCAMP 2010」にてコレサワシゲユキ講演!!

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3Dアーティストのための祭典
「3DCGCAMP 2010」!!

10月14日~16日 日本科学未来館で開催!!
弊社代表コレサワシゲユキも講演させていただきます!!
「3DCGCAMP 2010」は、3Dアーティスト発掘コンテスト「3DCG AWARDS 2010」の審査発表会および3DCGのアートワークについて著名なアーティストやクリエイターのセミナーが開催されるなどの豪華祭典です。
主催(五十音順)
株式会社イーフロンティア / 株式会社ディストーム
日本のアーティストのみならず、海外からも、
「Avatar」(監督:ジェームズ・キャメロン)、「The Adventures of Tintin: Secret of the Unicorn」(監督:スティーブン・スピルバーグ)、「Aliens of the Deep」(監督:ジェームズ・キャメロン)などの立体3DCG映像制作にアニメーションディレクター、ビジュアルアート・スーパーバイザーとして関わってきたRob Powers氏が来日!!
なんという贅沢な祭典!!
コレサワシゲユキの講演では、3DCGを使用したアニメーションのセットデザイン、メカデザインデジタルコミックのワークフローなどをご紹介します。
セミナー受講には事前お申し込みが必要ですので、お申し込みはお早めに!!
「3DCGCAMP 2010」の詳細はこちらから
http://www.3dcgawards.com/camp/
「コレサワシゲユキ講演 無料セミナー」の詳細はこちらから
http://www.3dcgawards.com/camp/time_table.html
「セミナー受講のお申込み」はこちらから
https://store.dstorm.co.jp/event/CAMP2010_DigitalNoise/

日本マンガ教育文化普及協会さまで講演をしました

去る1月20日水曜日に、「日本マンガ教育文化普及協会」さまよりご依頼を受けまして講演をいたしました。
ご参加いただいたのは、全国からお集まりいただいた専門学校の教務、および講師代表の方々です。
■「出版社におけるデジタルコミックの現状と未来」
  講演:秋田書店『ヤングチャンピオン』編集主任杉山様
■「デジタルコミック教育の現状と今後の展開」
 「デジタルコミック教育の推進」
  講演:デジタルノイズ 小高みちる
■「デジタルコミックに推奨されるパソコンとその環境」
  講演:デジタルノイズ コレサワシゲユキ
『ヤングチャンピオン』の杉山様のお話では、今や連載作家の半数以上が、作品の執筆においてデジタル化を進めています。
もう少し若い世代の作家を集めた『ヤングチャンピオン 烈』では8割の作家がデジタルで作品を描いているということです。
マンガ家は、デジタルコミックで作品をどう表現していくか日々創意工夫を重ねています。
デジタルコミックの普及とともに、ここ2,3年で大学、専門学校、高等学校においてもデジタルコミックを授業に導入する学校が急増しました。
大手編集部もデジタル化された今、デジタルコミックを学ぶことは、マンガ家を目指す生徒、学生にとって必須です。
アシスタントをするにしても、確かなデジタルコミックの技術が求められるのです。
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有限会社デジタルノイズでは、大学、専門学校、高等学校、そのほか各種学校様よりご依頼をいうけて、講演、特別授業、通常授業等を行っております。
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