今週は講演とアニメの設定チェック仕事に追われながらデジタルコミック専用新型統合機の設定追い込みをしています。
だいたいボク(コレサワ)のする仕事は以下のようなかんじです。
1アニメの設定仕事(最近だとポケットモンスターやRAY、デスガイア)
2統合化計画関連(デジコミエフェクター指導、統合機チューニング、ネットワーク関連など)
3デジコミ関係の講演(マイクロソフト主催WindowsVISTAお披露目イベントでのデジタルコミックデモンストレーション等)
4デジタルコミックノウハウ開発およびアドバイザー
5流通処理
アニメの設定関連は基本ラフを鉛筆で描いてというパターンと3Dでモデリングする二種のパターンがあります。たとえばポケモン、デスガイアは3D入校、RAYは2D入校というかんじです。
コミックスタジオの3DLTは元々ボクの発案でもあるのでボクの使うソフトLightWave3D形式が標準になっています。バンクレンダリングの場合はLWで作業が完結することもありますがアニメの設定画はアングルが多い=良い設定画ではないのでイメージが一番つかみやすい構図を数点に絞って入校することが多いです。
つまりアニメは設定が多いとかえってアニメーターを悩ますトラフィックの原因になる訳です。
次回7月9日のデジコミ講座では3DLTのデーターを手描きと全く同じレベルにする講座をやっていますがそのへんはボクのアニメ設定作成のノウハウからのフィードバックだったりします。
もっとも最近はデザインだけでなく時代考証、科学考証などの設定チェック的な作業も増えてますし現場で3D使用が前提の場合も多いのでRIGをしくんでフィルムボックス形式で入校するとか、デザイナー=デザインだけで良いという時代が終わりつつあるようです。