去る1月22日、2月25日に恒例のデジコミ講座を開催いたしました。
1月22日はPotoShopオンリーで3時間3時間、計6時間の講義でした。
前半の3時間は『Lesson1 トーンワークの基本』です。
網トーン、砂トーン、線トーン、グラデーショントーンの作り方とその使い方がメインです。
特にグラデーショントーンの作り方については、デジタルノイズコレち式独自技法を紹介しました。
60線以上のグラデーションは、1200dpi以上がないとキレイにできない(トーンジャンプが発生する)とされていますが、600dpiでもトーンジャンプが発生しないトーン化の方法(通称第4世代)です。
また、トーンの貼り直しの仕方、削り方についても解説しました。
?g?[?????[?N???{.jpg
後半3時間は、『Lesson2 知っておきたい基本知識&驚きプチテクニック 前編』です。
デジタルコミックを手がけるにあたって、その基本中の基本となる手順を解説しました。
L2-?O??1.jpg
また、作業を効率化する有効な手段として、「アクション」機能の使いこなしについて詳しく解説しました。
たとえば『Lesson1』や『Lesson2前編』の前半で確認した作業の殆どは、「アクション」を利用して自動化することが可能です。
「アクション」の組み方、修正法、特殊機能など、アクションについてこれほど詳しく解説しているハウツー本はかつてなかったのではないかと自負しています。
L2-?S??.jpg
2月25日の講座は
前半3時間がComicStudio、後半3時間がPhotoShopでした。
ComicStudioは、『原稿制作に必要不可欠な基本機能を確認する~マニュアル的な使い方~』です。
まったくの初心者を対象とした初級編で、原稿制作にこれだけは欠かせないというComicStudioの基本的な機能を解説しました。
ComicStudioは、使ったことがないと言う方もまだまだ多く、また、多少使えると自負していらっしゃる方でも、見逃していた細かい点に気づくことができたと、参加者の方々には大変喜んでいただきました。
?R?~?X?^.jpg
PhotoShopは『Lesson2 知っておきたい基本知識&驚きプチテクニック 後編』です。
PhotoShopでの作業に欠かせない選択範囲を作成するという作業。その選択範囲のさまざまな作成法について、みなさんが使ったことのないような機能についても言及しました。
同様に、頻繁に作業するベタ塗りについてもその極意を披露しました。
L2-????1.jpg
原稿協力 灯夢
また、手描き原稿をスキャンして、トーンが壊れないようにデジタルデータ化する方法を解説しました。
参加者の皆さんは、これを一番の目的にいらした方も多く、デジタルノイズのオリジナル技法にしきりに関心していらっしゃいました。
L2-?????Q.jpg
原稿協力 濱崎綾子
さらに、よく使うファイル形式とその利用目的、PhotoShopを快適に動かすメンテナンス法などについても触れました。
ところで、1月22日のこうざより、テキストを講座の受講料とは別売でご用意させていただいています。
これまでは22,3ページほどのテキストを受講料の中でお渡ししていましたが、テキストに講義内容がすべて網羅されれていないという問題点がありました。
これを解消すべく、これまで講座のたびに書き溜めてきたテキストに手を加え、数冊の本としてまとめることを決定いたしました。
1冊70ページ程度で、現在上記4冊が完成しています。
3月21日に次回講座が開催されます。
ComicStudio 『原稿制作に欠かせない基本機能の実践的な使い方を研究する』
PhotoShop『コレち式色分解/色分解からの応用~カラー美少女塗りの技法~』
を予定しています。
講座の受講を希望される方、またテキスト本のご購入を希望される方は、DIGITALNOISE DIGICOMI SNSへの入会をお申し込みください。
おだかみちる