5月18日(日曜日)のデジコミ講座は
「ComicStudio 初級編・中級編」
でした。
第1部では、通常テキスト1冊分を3時間かけて講義しますが、今回はおさらいということで2冊分の内容に触れました。
ComicStudioがまったくの初めてという方はお一人でしたし、サポートスタッフのフォローもあって受講者全員が充実した練習をすることができました。
■第1部
前半は「ComicStudio初級編」と銘打って、ComicStudioの基本操作をひとさらいしました。
テキストの内容でも、特に重要な部分を抜粋して進めました。
原稿用紙の設定方法や、アナログ原稿の取り込み方法、トーンやベタの処理の仕方、よく使うツールの解説など、マンガを描く上で欠かせない基本的な操作方法を確認しました。
講義では、操作方法を解説する中でどういった目的で使うものか、どういった場面で使うと効果的か、といったことにも触れます。
また、設定によっても使い勝手がまったく違うということも解説します。
今まで自分流でComicStudioを使っていたという方も「こんな便利な機能があったのか!」「このボタンはこういう意味だったのか!」と驚かれることが多かったようです。
■第2部
後半は「ComicStudio中級編&みなさまからの質問にどしどしお答えします!のコーナー」という内容でした。
中級編では、さまざまなトーン効果の表現方法や、何種類ものトーンを効率よく貼る方法、アシスタントを使った作業の適切な操作方法など、トーン作業に重点を置いた内容の講義でした。
「みなさまからの質問にどしどしお答えします!のコーナー」を1時間くらい予定してましたが、第1部・第2部を受講していたら質問したいと思っていたことが自然に解決できた!と喜んでくださった方がほとんどで、テキストの内容について充分時間をかけることができました。
そのほか、ご自分の原稿で現在引っかかっている事や検索しても解決できなかった「どうしたらこの表現ができるのか?」「ComicStudioでこういう操作はできるのか?」といったピンポイントな内容にもお答えしました。
今回の講座では、特に「ComicStudioがこんなに便利だったなんて知らなかった!コミスタくんごめんねって感じです!!」「今まで悩んでいたことが解決できた!」という声を多く頂きました。
デジタルノイズのデジコミ講座は、原稿を描かれる方にとってのComicStudioの最適・最短の表現法、操作法を知ることができますので、自分流でComicStudioを活用しているという方にも、実りの多い講義内容であると自負しています。