3月21日に恒例のデジコミ講座を開催しました。
第1部はComicStudio、第2部はPhotoShopです。
第1部のComicStudioは、前回の初級編から一歩進んで、基本機能を実際の原稿制作に則した形で活用する方法を解説しました。
ComicStudioは、まだまだ「使ったことがなくて」という方達が今回の初級編を待ち望んでいたというお話をお伺いしました。
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ComicStudioは、マンガ原稿を制作する全ての工程を可能としています。
ネームを切る作業からペン入れ、トーンワーク、効果線、背景を描くことまでCoicStudioだけで作業ができます。
とはいえ、マンガ描きにとって、従来の‥手描きで培った技術が使えなくなるなんてとんでもないことです。
だったら、デジタルの導入なんて‥という方も大勢いらっしゃいます。
けれど、ComicStudioは、従来の手描きの技術を生かしつつ、原稿制作の過程を効率化することができるのです。
ComicStudioを導入しようかどうか迷っていらっしゃるみなさん、購入したはいいけれど、いまひとつ使い方をつかみかねていらっしゃるみなさん、
はっきり言ってComicStudioって使えます!!(==)/~~
※ComicStudioに限らずPhotoShopでも、弊社デジタルノイズの講座はデジタルコミックの目的を「従来の手描きの技術を生かす」という点に重きを置いています。さらには、「効率化をはかりつつ原稿のクオリティの向上を目指す」ことを目的としています。
弊社代表コレサワは、ComicStudioの開発アドバイザーをさせていただいていた当初より、さかのぼればそれ以前のデジタルコミックの黎明期より、その点にこだわって技術の向上を目指しています。
第2部PhotoShopは「コレち式色分解」です。
色分解とはコレサワが独自に開発した技術です。
最も端的にいうと“影トーンを簡単に貼るための画期的な方法”です。
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ついでにカラーを塗るときの手順にも利用できます。
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色分解の講義は、過去3年間で5回ほど実施しましたが、ユーザーの皆様の関心は相変わらず高く、2回目3回目の受講の方も多くいらっしゃいます。
受講者の方いわく「最初は、へーっ、ほーっ、と感心しきりで、本質のところを理解するまでには至らないんです。2回目で“なるほどそうか!!では私はここのところをこういう風に利用しよう!!」というところに至るそうです。色分解を「おーっ、わかった!!」と思えることは一種快感を覚えるのだそうです(=0=)
みなさんも一度、その不思議ワールドを体験してみませんか?
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次回のデジコミ講座は4月22日(日曜日)になります。
ComicStudioは「トーンワークのいろいろ」です。
…さまざまなトーンワークの技法を解説します。ComicStudioの基本的なトーンの使い方にとどまっていらっしゃる方は、トーンの表現の幅が広がることまちがいなしです。
PhotoShopは「枠線/吹き出し/描き文字/効果線」です。
PhotoShopでも簡単に枠線を引いたり吹き出しを描いたりが可能です。
なるほど、びっくり!なこと請け合いです。
また、さまざまな描き文字や効果線の作り方とその保存法を解説します。